みちともブログ

エンジニア歴15年、教師歴17年、そして3度目の人生に挑戦する物によるITの趣味・資格・進路などのブログです。

ICT工作アイデア!100均商品で作るアクセサリーボックス(オルゴール付き)

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 みなさんは、毎年、子供の夏休みの工作テーマに苦労されていませんか?

 実は、毎年夏休みの子供の対応に苦労していました。子供だけで考えたり、作ったりするのが本来の姿なのですが、周り子供のレベルが高すぎて親として何もしないわけにはいかなくなっています。(ほんの少しのサポートが)
 ところで、先日、部屋の片づけをしていたら、だいぶ前に作るつもりで買っていた電子工作キットを見つけました。捨てるのはもったいないのですし、また、キットを製作図面通り作っただけでは面白くありません。

 どうせなら役立つものにしたいと思ったのと、昔、夏休みにアイデア出しに苦労したことを思い出して、少し工夫した工作をしてみました。

 そこで、電子工作キットの発見からアクセサリーボックス(オルゴール付き)の完成までの過程をご紹介します。

 みなさんが、何かを作る際のヒントになればと思います。

 特に、子供の夏休みの工作テーマにいかがですか?意外と簡単で、しかも、自分オリジナルのものができて楽しいですよ。

本当に簡単? 

 

発 端

 片付けをしていたら、趣味で作った電子回路の残骸が、こんな箱で3つにもなりました。これらの中に、今回の電子工作キットを見つけました。

ゴミだよね。

作ったときの苦労を思い出して、簡単に捨てられないです。

 

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方 針

 方針などと言うと大げさですね。でも、身辺を身軽にしようとしている最中なので、あまり凝ったことはしたくありません。そのため、次のことを決めてから製作を始めました。

 1 使えるものを作る。

 2 お金をかけない。

 3 時間をかけない。

 

ひらめき!

 何を作ろうか考え始めたら、考えが発散してしましました。何かアイデアを考えるとき、みなさんも、そんなこと経験ありませんか?

 そこで、このキットの説明書をよく読んでみることにしました。

 写真のようにスイッチ3をONにするたびに、図のようにメロディーが切り替わる機能を発見しました。

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 このスイッチ3をONすると、スイッチ3の端子に電流が流れます(導通)。これと同じ状態を別の方法で作って、メロディーが変われば面白いと思いました。

 オルゴールを作ろう!

 メロディーが鳴ると言ったら、あなたは何をイメージしますか?

 メッセージカードなんかもありますよね。

 私が思いついたのがオルゴールでした。(発想力の乏しさに、自分が情けない)

箱を探せ!

 オルゴールにする箱を家中で探しました。

 使えるものを作るので、ある程度、頑丈なものを探しました。

 そこで、見つけたのが、玄関に置いて鍵入れに利用していた、100均のブックボックスでした。

 なかなかいい感じがしたので、この箱を利用することにしました。

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そうだ、光センサ(CdS)だ!

 悩んだのが、扉を開けたらメロディーが鳴って、閉めたらメロディーが止む仕組みです。

 扉に機械的なスイッチをつけると簡単ですが、手元にありませんでした。

 

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 基本方針として、お金をかけないので、部品は買いたくありません。

 そこで、何か使えるものがないかジャンク品箱を漁ることにしました。

 すると、以前、教材として作った、「暗くなると自動で点灯する灯ろう」の残骸に、周りの明るさを検出する光センサ(CdS)をを見つけました。この光センサには、光が当たると抵抗値がとても小さくなるという面白い性質があります。

 スイッチ3をONする代わりに、扉を開けると光センサに光が当たり、両端を電流が流れる(導通)状態にできます。

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 そこで、スイッチ3の両端に、この光センサ(CdS)をつなぎました。 

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 材 料

 主な材料は、以下の通りです。

11曲 メロディ&アラームキット

  作るつもりで10年以上忘れていた電子工作キットです。

木製ブックボックス(セリア)

   鍵入れに使っていました。

Cds

  過去に作った光センサの教材の残骸から再利用しました。

単4電池ボックス

  同じく、教材を作った残骸から再利用しました。

厚紙  

  適当な箱を壊して再利用しました。

フェルト生地

  裁縫箱にあった切れ端を利用しました。

接着に使用するもの

  半田、のり、グルースティック

熱収縮チューブ

  熱を加えると縮む性質のあるチューブで半田付けした部分の絶縁する(電気を通さないようにする)場合に使います。 

 

工 具

 工具は、次のものを使いました。

 半田付けする道具は、一般の方はあまり持っていませよね。でも、これがあると電子工作の世界が広がり、結構楽しむことができます。

 半田ごて、こて台、ニッパー、ラジオペンチ、ワイヤーストリッパー、グルーガン、グルー、ピンセット、カッター、カッター台、ものさし、ドライヤー

 

製 作

11曲 メロディー&アラームキットの組み立て

 秋月電子通商のWEBサイトでは、現在、このキットは販売されていません。

 製作技術ポイントが、他の部品を使ったアクセサリボックス(オルゴール付き)の製作に参考になるので紹介します。

 なお、代替案のキットについて最後に示します。

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 最初に、電子回路を作りました。
 部品の数が少ないので、部品配置図を見ながら簡単に完成できました。

 製作の技術ポイントは次の3つです。

リード線をグルーガンで固定

 リード線の半田付け部分は折り曲げに弱いので、図のようにグルーガンで固定すると切れにくくなります。

電解コンデンサを横にして実装

 物を入れるスペースを確保するために、電子回路部分の高さを低くしなければなりませんでした。そこで、電解コンデンサを横にしても、性能には変わりありません。

電池ボックスを単3用から単4用に変更

 同じく、部品高さを低くするためにキットに付属された単3電子ボックスをジャンク部品にあった単4電池ボックスに変えました。

光センサの加工と接続

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 CdSは、光センサの1種で、光が当たると抵抗値が小さくなる性質があります。

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  光センサの2本の端子にリード線を巻き付けてから半田付けします。

 その後、熱収縮チューブをかぶせてから、ドライヤーで熱収縮チューブを熱します。

 熱収縮チューブは、部品の端子にリード線を接続する場合に便利です。

  

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仕切り板の製作

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 写真のように、厚紙を切り、その上に黒のフェルト生地を貼り付けました。

 最初、和紙を貼って作ったのですが、高級感が出ないので、作り直しました。アクセサリーを入れるには、黒のフェルト生地がいい感じです。

組み立て

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動作確認

  実際の音を録音した音です。スピーカーを少しいいものにすると音がよくなるはずです。

補 足

 現在、紹介した11曲 メロディー&アラームキットは販売されていませんでした。

 そのため、代替品として、光感知メロディ(オルゴール)キットLightActivateMusic 2PK3300を使うことができます。

 ただし、この場合は、曲が固定になります。

 秋月電子通商のWEBサイトで購入することができます。

 

 まとめ

  100均商品を使ったオルゴール付きのアクセサリーボックスの製作を通して、工作のアイデアや電子工作の技術ノウハウを紹介しました。

 100均商品を使った工作は、よくブログ等で紹介されていますが、電子回路を組み合わせたものはあまりないようです。

 どうしたら音がきれいになるのか?、扉を閉めたら曲の途中でも止まるようにするにはどうしたらよいかなど、改良の余地はたくさんあるので、小学生の夏休みの自由工作・研究のテーマとしていいと思います。