みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

【ITパスポート試験】新シラバスに対応するための必須5問(第4回)

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 こんにちは、みちともです。 

 新シラバスに対応するための必須5問の第4回目です。

 問題を解いて誤った時には、正解を暗記するより、「なぜ、この選択肢では誤りなのか」納得するようにしましょう。

問題1  ITパスポート 平成31年春期 問15

 ジャストインタイムやカンバンなどの生産活動を取り込んだ,多品種大量生産を効率的に行うリーン生産方式に該当するものはどれか。

ア 自社で生産ラインをもたず,他の企業に生産を委託する。

イ 生産ラインが必要とする部品を必要となる際に入手できるように発注し,仕掛品の量を適正に保つ。

ウ 納品先が必要とする部品の需要を予測して多めに生産し,納品までの待ち時間の無駄をなくす。

エ 一つの製品の製造開始から完成までを全て一人が担当し,製造中の仕掛品の移動をなくす。

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正解 

 リーン生産方式の基本思想は、徹底的なムダの排除による原価低減です。

 このリーン生産方式を実現する手段として、かんばん方式があります。

 かんばん方式は、後工程からの要求の変化に対し、ムダなく対応することで生産効率を高める方式です。

ア 「他の企業に生産を委託する。」とあるので、ファブレス企業の説明です。

イ リーン生産方式の説明です。よって、正解です。

ウ 「納品までの待ち時間の無駄をなくす。」は、リーン生産方式の目的ではありません。

エ 「完成までを全て一人が担当し」とあるので、セル生産方式の説明です。

問題2 基本情報技術者平成29年春期 午前問72

 "かんばん方式"を説明したものはどれか。

ア 各作業の効率を向上させるために,仕様が統一された部品,半製品を調達する。

イ 効率よく部品調達を行うために,関連会社から部品を調達する。

ウ 中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程が自工程の生産に合わせて,必要な部品を前工程から調達する。

エ より品質の高い部品を調達するために,部品の納入指定業者を複数定め,競争入札で部品を調達する。

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正解 

解説

 「各作業の効率を向上させるために」は、かんばん方式の目的ではありません。

 「効率よく部品調達を行うために」は、かんばん方式の目的ではありません。

 「中間在庫を極力減らすために」は、かんばん方式の目的です。よって、正解です。

 「より品質の高い部品を調達するために」は、かんばん方式の目的ではありません。

問題3  基本情報技術者 平成29年秋期午前 問74

  車載機器の性能の向上に関する記述のうち,ディープラーニングを用いているものはどれか。

 車の壁への衝突を加速度センサが検知し,エアバッグを膨らませて搭乗者をけがから守った。

 システムが大量の画像を取得し処理することによって,歩行者と車をより確実に見分けることができるようになった。

 自動でアイドリングストップする装置を搭載することによって,運転経験が豊富な運転者が運転する場合よりも燃費を向上させた。

 ナビゲーションシステムが,携帯電話回線を通してソフトウェアのアップデートを行い,地図を更新した。 

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正解 

解説

 ディープラーニングは、人間の脳神経回路を模倣して,認識などの知能を実現する方法であり,ニューラルネットワークを用いて,人間と同じような認識ができるようにするものです。

 「加速度センサが検知し」とあるので、ディープラーニングではありません。

 「システムが大量の画像を取得し処理することによって」は、ディープラーニングの処理について述べています。よって、正解です。

 「自動でアイドリングストップする装置」とあるので、ディープラーニングではありません。

 「ソフトウェアのアップデート」とあるので、通信について述べています。ディープラーニングではありません。

問題4 基本情報技術者 平成29年秋期午前 問14

 社内業務システムをクラウドサービスへ移行することによって得られるメリットはどれか。

 PaaSを利用すると,プラットフォームの管理やOSのアップデートは,サービスを提供するプロバイダが行うので,導入や運用の負担を軽減することができる。

 オンプレミスで運用していた社内固有の機能を有する社内業務システムをSaaSで提供されるシステムヘ移行する場合,社内固有の機能の移行も容易である。

 社内業務システムの開発や評価で一時的に使う場合,SaaSを利用することによって自由度の高い開発環境が整えられる。

 非常に高い可用性が求められる社内業務システムをIaaSに移行する場合,いずれのプロバイダも高可用性を保証しているので移行が容易である。

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正解 

解説

 クラウドサービスは、ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方です。

 サービスを必要な時に必要な分だけ利用できるので、「導入や運用の負担を軽減することができる。」は、クラウドサービスのメリットです。よって、正解です。

 「社内固有の機能の移行も容易である。」は、クラウドサービスのメリットではありません。

 「自由度の高い開発環境が整えられる。」は、クラウドサービスのメリットではありません。

 「移行が容易である。」は、クラウドサービスのメリットではありません。

問題5 ITパスポート 平成31年春期 問19

 RPA(Robotic Process Automation)に関する記述として,最も適切なものはどれか。

 ホワイトカラーの定型的な事務作業を,ソフトウェアで実現されたロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る。

 システムの利用者が,主体的にシステム管理や運用を行うことによって,利用者のITリテラシの向上や,システムベンダへの依存の軽減などを実現する。

 組立てや搬送などにハードウェアのロボットを用いることによって,工場の生産活動の自動化を実現する。

 企業の一部の業務を外部の組織に委託することによって,自社のリソースを重要な領域に集中したり,コストの最適化や業務の高効率化などを実現したりする。

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正解 

解説

 「ソフトウェアで実現されたロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る。」とあるので、RPAの記述です。

 「システムの利用者が,主体的にシステム管理や運用を行う」とあるので、エンドユーザー コンピューティング(End User Computing:EUC)の記述です。

 「工場の生産活動の自動化を実現する。」とあるので、ファクトリーオートメーション(factory automation:FA)の記述です。

 「企業の一部の業務を外部の組織に委託する」とあるので、ビジネス プロセス アウトソーシング(Business Process Outsourcing:BPO)の記述です。

動画解説には、イメージ図があります。


ITパスポート合格解説/H31春問19

 

 今回の問題は、以下の用語の問題でした。

 (番号は、「ストラテジ系追加用語62の学習ポイント」と共通です。

  ㉞リーン生産方式

  ㉟かんばん方式

  ㊵自動運転

  ㊸クラウドサービス

  52 RPA(Robotic Process Automation)

 以上、みちともでした。

www.michitomo2019.com

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